IPネットワークの勉強を始めるために
IPネットワークについて勉強をするのであれば
ルーティングについて知っておく必要があります。
ネットワークのルーティングを受け持つのは
従来はルータと呼ばれる機器でしたが、
最近はL3スイッチとも呼ばれます。
そもそもIPルーティング(ネットワーキング)
はレイヤ3の範囲ですから、
L3スイッチで全然問題がないわけです。
スイッチは大きくL2スイッチとL3スイッチがあります。
L2スイッチは、物理〜イーサネット上で完結するスイッチ、
L3スイッチは、物理〜IPネットワーク上までで完結するスイッチです。
ルーティングをさせたいのであれば、
当然L3スイッチが必要となります。
例えば、Ciscoであれば、
ルータはCiscoシリーズで、スイッチはCatalystシリーズとなりますが、
Catalystスイッチでも高機能型と呼ばれる、
Catalyst6500シリーズでは、ほぼルータと変わらない機能を持ちます。
ほぼ、なんでも出来そうですね。
必要な機種を選定するのもまた、
ネットワークエンジニアに求められます。
各機種の特徴や守備範囲も併せて覚えている必要があります。